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塩化ビニル管・継手等リサイクル活動について
当組合では、独自の回収方法で資源循環型社会の要請に応え、廃棄物の有効的再利用と処分費の低減に努めております。
塩化ビニル管・継手協会
塩化ビニル管・継手協会では、資源循環型社会を創造する一貫リサイクルシステムの構築に取り組み、マテリアルリサイクル(パイプからパイプへ)としては、2005年までに80 %のリサイクル率を目標に、リサイクル拠点として協力会社・中間受入場を全国に50ヵ所配置し、排出された塩ビ管・継手廃 材を各拠点で回収の後、三層管・RPE管等の再生を製造し、全国販売します。
このような受入れから再生管販売までの塩ビ管・継手一貫リサイクルシステムは世界でも画期的なものです。更に、フィードストックリサイクルも含め、将来は100%のリサイクルを目指しています。
福島地区管工事協同組合のリサイクル
塩化ビニル管・継手協会の拠点として、本県の場合回収拠点地が郡山市に設けられていることや、チップ化を行う工場(㈲三芳屋)が米沢市にあるため、地理的に問題のある当組合としては、塩ビ管・継手協会の協力で、独自の方式により事業の展開しております。
各組合員事業所に指定したカゴパレットを配置し、カゴ(2m3)が満杯になり次第、収集運搬業者(谷川産業)に連絡してその都度搬出します。組合は組合員の事務代行を行っております。
谷川産業は、回収した塩ビ管・継手等を洗浄し、太陽商事まで運搬、そこでチップかされた材料は再生工場に運ばれ再生管となります。
現在、解体などで発生するビニル管等は産業廃棄物として埋立て最終処分されているが、リサイクルすることで、コストは最終処分費の3分の1程度になり、処分費の低減化や廃棄物の減量化対策を進めることになります。