素地の節研ぎ、胴摺りを行い、辺掻漆(生正漆)と釦漆を調合した漆で均ーに綿摺りを行う。
摺り漆の乾燥具合を見はからいながら、金地用消金粉を蒔き付け、粉留めとして摺り漆1~2回程度行った消金地面へ、消蒔絵の工程同様に色粉(顔料)、色漆、消金粉(上色、常色)を蒔きボカシする技法も、色粉蒔絵として会津の独特な技法とされてきた。
DESIGN IDEA(会津漆器伝統技術1)福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター(平成10年3月,8p)P.7・8より転載
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