根津美術館学芸員 永田智世先生による講演会
日時:2021年3月17日 18:30~20:00
会場:稽古堂 3F研修室
今回も、新型コロナウィルス対策のため、関係者に限定しての開催となりました。
昨年の永田先生の講演「漆工芸のデザインを時代から読み解く ー蒔絵作品を中心にー」の内容を、今回は、螺鈿に焦点を当てて、更に掘り下げる講演をして戴きました。
古代の夜光貝による厚貝螺鈿の時代、中世末から盛んになるアワビの薄貝中心の時代へと材料が変遷したこと、意匠も中国、高麗、李朝と海外の影響も受けながら日本の螺鈿漆器製造がなされてきた事など、具体例のスライドを沢山見せながら詳しく教えて戴きました。
参加者 31名
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