福島県立博物館専門学芸員 小林めぐみ先生による基調講演
日時:2021年7月17日 18:30~20:00
会場:稽古堂 1F研修室
今回も、新型コロナウィルス対策のため、関係者に限定しての開催となりました。
昨年に引き、福島県立博物館専門学芸員 小林めぐみ先生に基調講演をお願いしました。
白山松哉に学び、会津を代表する蒔絵師の一人と高く評価される津田得民。
一方、マル二工芸は戦後の10年足らずの期間でしたが、米国向け輸出漆器で大成功をおさめました。
マルニでは、六角紫水を始め藝大出身の多くの漆芸家が協力しユニークな商品を多数生み出しました。
得民もまた、伝統的な意匠と技法を活かした欧米向けデザインの中心的な描き手として、多くの下絵を残しました。
会津漆器の関わる者が必ず知っておくべき大事な歴史を学ぶことが出来ました。
参加者 20名