会津漆器とは、福島県会津地方でつくられる漆器のこと。「会津絵」「錦絵」などの縁起の良い意匠や、「鉄錆塗」「金虫喰塗」などの会津漆器に独特の華やかな塗り、蒔絵、沈金などを用いた多彩な加飾に特徴があります。
漆の産地として長い歴史を持ち、1590年に豊臣秀吉の命を受けて会津領主となった蒲生氏郷(がもううじさと)が、漆工芸を奨励したことが始まり。江戸時代には会津漆器は一大産業となりました。
平成31年には「会津塗」が会津若松市指定無形文化財(工芸技術)に指定されました。伝統を受け継ぎながら、地場産業としての更なる発展と地域活性化に繋がる活動が評価され、今回の受賞になりました。
※ 伝統文化ポーラ賞のページから引用しました
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