2018.02.02
2018.02.02
去る2月1日、福島県食品産業協議会(以下、「食産協」)は、東北大学大学院農学研究科、未来科学技術共同研究センターと食品分野の研究や開発に関する連携協定を締結しました。この締結に伴い、同日、福島市のホテル福島グリーンパレスにて調印式が行われ、東北大学大学院農学研究科牧野周研究科長、未来科学技術共同研究センター長谷川史彦センター長、福島県食品産業協議会岸秀年会長が協定書に署名し、本県食品産業の振興発展に向け、連携していくことを誓いました。
県内食品業界におきましては、震災からの復興・創生を目指す中、今後、付加価値を高め、新技術を活用した商品開発等が必要となってきますが、自社単独では実現が困難な場合が多く考えられます。このような際に、本協定の締結により、製品戦略、販売戦略、知財戦略等、様々な視点から商品開発等に対して専門的且つ機動的な支援が実現可能となります。今後、食産協では、会員企業への聞き取りなどでニーズを調査し、商品開発や既存商品の加工技術の高度化につなげていく予定です。
* 福島県食品産業協議会とは、本県食品産業全体の振興発展を図るために、県内の食品製造業者、生産者、流通業者、その他関連業者、行政等、104の会員企業で組織された団体で、福島県中小企業団体中央会が事務局を務めています。本協議会では、研修会や先進地視察研修等を通して食品産業の相互の連携・情報の交換、また、地域農水産物を活用した新製品作りの支援等を行っています。
食産協HP : http://www.chuokai-fukushima.or.jp/syokusankyou/