2018.12.11
2018.12.11
福島県中央会では１０月１０日より県内５地区（福島、郡山、南相馬、会津若松、いわき）において、各地域の組合理事長等を対象とした「平成３０年度組合トップセミナー」を開催いたしました。
当セミナーでは基調講演としてＢＭＳアソシエイツ株式会社代表取締役で税理士の移川康輔氏から「事業承継の最新動向～事例から見る事業承継のポイント～」というテーマでお話しをいただきました。事業承継における税務面、業務の引継など特に注意が必要となる点について具体的な事例をもとに解説をいただきました。中小企業における事業承継、後継者不在が問題となっている中、参加者の関心も高く熱の入った講演となりました。
その後、先進組合の事例報告として、福島及び南相馬会場では福島県農業機械商業協同組合の渡辺信一理事長から、郡山会場では郡山食品工業団地協同組合の佐藤文吉理事長から、会津若松及びいわき会場では福島県環境整備協同組合連合会の岡光義会長から組合の取組みについて発表をしていただきました。各組合とも人材育成に力を入れており、業界や組合の課題解決に向けて組合員一丸となっての取組みについて説明がありました。各組合のご参考になったかと思います。
組合事例報告の後は、高橋隆助中央会会長が座長となり、各会場出席組合の方を交えての懇談会を行いました。出席者からは組合の近況や業界、組合における課題、中央会、行政庁への期待や支援についての意見をいただきました。各会場とも人手不足、事業承継、外国人労働力などへの意見が多く出されました。中央会としても当懇談会で出されたご意見を今後の事業や行政庁への要望事項に反映させていきたいと思います。
